こんにちは。
今回は前回に引き続き、「合格力を上げる方法」に
ついて書きたいと思います。
■「◯◯演習」だけでは合格力は上がらない!?
前回は「過去問演習の大切さ」について書きました。
では、過去問演習だけをやっていて合格力が上がる
のかというと、答えは「NO」です。
最大の理由は、「過去に出題された問題と同じ問題は
決して出題されることはない」からです。
過去問を解き、出題傾向を知ることは非常に大切です。
しかし、そこから「過去問の類題を演習する=入試対策
演習を行う」ことで初めて合格力が上がるのです。
■車は◯◯がバランスよく回るから真っ直ぐ進む
車で例えると「過去問演習」と「入試対策演習」は右前
のタイヤと左前のタイヤのようなものです。(後輪につ
いては次回以降で書きたいと思います。)
この2つの前輪がバランスよく回ることで合格に向かっ
て真っ直ぐ進むことができます。
「過去問演習」だけやっても「入試対策演習」だけやっ
ても、バランスを崩して思うように合格力を養うことは
できません。
一見当たり前のように聞こえますが、実際にこの2つを
バランスよくこなせている受験生はごく少数です。
模試の成績で思うような結果が出なかったりして悩んで
いる方は、今一度この「過去問演習」と「入試対策演
習」がバランスよくできているかを確認してみて下さい。
あせりの出るこの時期こそ、基本的な取り組みを徹底させ
ることで意外と突破口が開けることがあります。