「宿題をしっかり出す塾」は不親切な塾？

こんにちは、小田急相模原駅前の個別指導塾「くばと塾」です。

今回は、「『宿題をしっかり出す塾』は不親切な塾？」ということについて書きます。

週1回の授業だけでは知識が定着しない

こんな風に、塾から出される宿題のことを苦々しく思われているお子様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、1科目あたりの塾の授業が週1回の場合、授業だけでは知識が定着せず、成績が上がりません。

塾の授業で新しいことを学んだら、繰り返し練習して長期記憶に変化させなければならないのです。

自主的に復習するにしても、いつ、何を、どれくらい復習すればよいか、生徒自身やご家庭で判断・管理するのは難しいのではないでしょうか。

宿題をしっかり出す塾は、生徒が授業で学んだ知識を定着させるために、いつ、何を、どれくらい復習すればよいかを親切にアドバイスしてくれているのです。

むしろ宿題を出さない塾の方が、生徒に的確な指示も与えずに、ラクをして不親切だといえるのではないでしょうか。

自宅で勉強しない生徒は自習室も利用しない

残念ながら自習室のある塾に通わせたからといって、お子様が自主的に自習室を利用してくれるとはかぎりません。

自習室がある塾の自習室の利用率は塾生全体のせいぜい2~5%程度であり、ほとんどの塾生はろくに利用することなく卒業をむかえます。

塾の自習室を日常的に利用する生徒は、おそらく通う塾に自習室がなければ、地域の図書館などの自習室を利用するようになるでしょう。

結局、自宅で勉強しない生徒は、

・自習室があっても行かない

・自習室に行ったとしてもろくに勉強せずに帰ってくる

ことになります。

宿題の代わりに授業を増やすと授業料が高額になる

となると、自主的に宿題に取り組めない生徒に残された手段は、「塾の授業を増やす」ことだけになります。

しかし、自宅で宿題をする代わりに授業を追加するとなると、週2~3コマ余計に授業を取らなければなりません。

そうなると授業料は3~4倍になり、一気に高額なものになってしまいます。

「宿題は出しません。代わりに1科目あたり週4日授業を受けてください。」

という塾のアドバイスは、果たして親切といえるでしょうか。

1科目あたり週4日も授業を受けてもらえれば、塾は儲かって嬉しいかもしれませんが、保護者の方は経済的に大変になってしまいます。

「宿題はやりたくないけど授業は増やせない」は解決できない

残念ながらこうした、

塾に通って成績を上げようとするときに、「宿題はやりたくない(やらせられない)けど授業は増やせない」

というお悩みは、どんな塾でも解決することはできません。

これは、

薬を飲んで治す病気に対して、「薬は飲まないけど病気は治したい」ということ

あるいは、

ダイエットしたいときに、「毎晩、甘いものを食べるのはやめないけど、体重は落としたい」ということ

と同じです。

論理が破綻しているため、不可能なのです。

と、塾の宿題に対して前向きに取り組んでいただけると、少なくともがんばった分だけの学習効果は出てきます。

どこの塾に通う生徒も、成績を上げている方はみな、塾の宿題を当たり前のようにこなしています。

はじめから「できない」とあきらめずに、「そういうものなのか」と素直に受け入れて、前向きに取り組んでもらえると何よりです。

この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の「4回の無料体験授業」にお申し込みください。

くばと塾はきっとあなたのお役に立てることと思います。