こんにちは、小田急相模原駅前の個別指導塾「くばと塾」です。
今回は、「[多くの人が間違えている]目標を達成させる秘訣」ということについて書きます。
上手くいかないのは目標が大きく、努力が小さいから
これまで全然勉強してこなくて通知表はオール3だけど、必ず県立トップ高に合格するわ!
今から猛烈に勉強するわよ!
部活とゲームばかりやっていて高2の3学期の河合模試はss40だったけど、これから半年間猛勉強して、早慶か国立大学に合格するぞ!
など、勉強において比較的短期間で高い目標を設定する方はめずらしくありません。
「ドラゴン桜」という、これまで勉強してこなかった高校生たちが東大を目指すストーリーの大ヒット漫画がありますが、これは、
これまで勉強してこなかった高校生たちが東大に合格するのは、大ヒット漫画になるくらいめったにないことだから、大ヒット漫画になっている
のです。
「1年で東大に合格する」のような、大きな目標を短期間で達成させることができるのは、ほんのわずかな人達だけです。
大多数の人達は、そんな大きな目標を短期間で達成させることはできません。
なぜ達成させられないのか。
それは、
目標が大きいわりに、かける努力が小さいから
です。
例えば、中1~2年でオール3だった生徒が県立トップ校に合格するためには、少なくとも中3の1・2学期ではほぼオール5を取らなければなりません。
それには、オール3を取っていた中1~2年の頃よりも、何倍もの時間をかけて、何倍もの集中力で勉強しなくてはなりません。
しかし、中3になって急にそんな風に学習習慣を変えられる生徒はほとんどいません。
急激に猛勉強できるようにはならないので、結果として目標に対しての努力量が小さくなってしまうのです。
大きすぎる目標は達成をあきらめてしまう
また、人間は自分にとってあまりにも大きすぎる目標を立てても、達成の可能性を感じられないため、その目標を達成させることをあきらめてしまう、という性質があります。
例えば、野球をしていて外野にフライが飛んできたとします。
フライしてきたボールが、がんばればどうにかキャッチできそうなところに飛んできていれば、外野手は全力でボールを追いかけます。
しかし、どうがんばってもノーバウンドではキャッチできそうにないところにボールが飛んできた場合、外野手はノーバウンドでキャッチすることをあきらめてしまうでしょう。
それと同じで、
県立トップ高に合格するという目標を立てたのはいいけど、やっぱりそんなの不可能よね。
これまでオール3だったのに、いきなりオール5を取るなんて無理だわ。
とすぐにあきらめてしまい、大きな努力することもやめてしまうのです。
目標は小さく、努力を大きくする
目標を達成させる秘訣は、目標は小さく、努力を大きくすることです。
例えば、
・次学期の通知表では、前学期の9科内申よりも+1高く取れるように、毎日全力で勉強する
・現在の自分の偏差値よりも、1年後に+5だけ上の大学に合格できるように、平日は+2時間、土日は+5時間これまでよりも多く勉強する
などです。
大きすぎる目標を立ててはいけない、というわけではありません。
大きな目標を立てて、たくさん努力できるなら、それに越したことはありません。
その大きな目標が達成できるかどうかは別にして、努力した分だけ結果にはつながるからです。
しかし、大きすぎる目標のプレッシャーにつぶされてしまい、本来できるはずの努力までできなくなってしまうのはもったいないです。
そうなるくらいなら、いっそ目標のハードルを下げてしまって、努力量にフォーカスすればいい、ということです。
勉強は正しい努力をすれば必ず成果が出る
くばと塾では、こうしたことを踏まえて、生徒に「適切な目標の立て方」や「努力量にフォーカスすることの大切さ」を、日々の授業を通して教えています。
この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の「4回の無料体験授業」にお申し込みください。
くばと塾はきっとあなたのお役に立てることと思います。
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