[夏は受験の天王山]受験を成功させる「夏の過ごし方」 ポイント5選

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



「夏は受験の天王山」といわれるように、この夏休みの過ごし方しだいで来年の入試結果が大きく変わってきます。



そこで今回は「[受験生はおさえておこう]受験を成功させる「夏の過ごし方」 ポイント5選」について書きます。

目次

1. 午前中にできるだけ勉強時間をかせぐ

小6・中3・高3受験生の、夏休み1日あたりの勉強時間は「10時間」が目安とされています。



1日10時間という、長時間にわたって集中して勉強するのはなかなか大変です。




「1日10時間学習」を達成させるためには、午前中の時間の使い方が重要になってきます。

午前中に4~5時間勉強することを目標に

具体的にいうと、午前中に4~5時間勉強することを目標にしてください。



仮に午前中に5時間勉強することができれば、午後~寝るまでの間に残りの5時間を勉強すると「1日10時間学習」が達成できます。



夏休みだからといって遅くまで寝てしまうのはNGです。

午前中がんばれば午後からはゆとりを持てる

午前中がんばって勉強時間をかせぐことができれば、午後からはゆとりを持ってすごせます。



特に昼食後は眠くなってしまうので、1~2時間は休憩をとるべきです。



12時~15時を昼食タイムと休憩タイムにしたとしても、15時からまた勉強を始めれば十分「1日10時間学習」は達成できます。

2. 細かく休憩をとる

「1日10時間学習」を継続させるためには、細かく休憩をとることが大切です。

集中が切れる前に休めば集中力は持続する

「まだやれる」からといって、限界まで一度に勉強するのはよくありません。



限界まで集中して勉強してしまうと、疲れてしまって回復するまでに時間がかかってしまうからです。



疲れる前にこまめに休憩を入れるようにすると、疲れにくくなり集中力も持続します。

1週間に1~2日は「調整日」を作る

「1日10時間学習」を夏休みの間、1日の休みもなく続けるのは不可能です。



大人でも、1日10時間仕事するのを1ヶ月以上休みなく続けると、体調を崩してしまいます。



そこでおすすめなのが、1週間に1~2日( + 8/12~8/15のお盆休み)は「調整日」を入れることです。



「調整日」とは、基本的に「勉強しない日」のことです。



本来なら勉強するはずの日に、体調不良などで勉強できなかった場合は、代わりに「調整日」に勉強します。



「調整日」を設けることでお子様は、



「あと○日がんばれば『調整日』に好きなことができる。

それまでがんばろう。」


と、短期的なごほうび(調整日)に向けてモチベーションを上げることができます。



「そんなに休日を入れて受験は大丈夫なの?」



と心配になる保護者様もいらっしゃるかもしれません。



しかし筆者は大手塾勤務時代やくばと塾で、こうした「調整日」を入れたスケジュールで早慶付属高や難関国公立大学に合格した生徒を多数見てきました



ダラダラなんとなく毎日やるよりも、メリハリをつけて学習に取り組む方が、はるかに結果が出やすくなるのです。

3.学校の夏休み課題はお盆までに終わらせる

受験を成功させる「夏の過ごし方」の3つめのポイントは「学校の夏休み課題はお盆までに終わらせる」です。

やらなければいけないことはとっとと終わらせる

学校の夏休み課題は、夏休み明けに必ず提出しなければならないものです。



こうした「必ずやらなければいけないこと」は、とっとと終わらせるのが正解です。



「お盆休み(8/12~15)までに終わらせる」など、自分で期限を決めてしまい、夏休み前半にしっかり時間を取って仕上げてしまいましょう。

課題が出た時点ですぐに取りかかる

夏休み課題によっては7月前半に発表されるものもあります。



学校の夏休み課題をできるだけ早く終わらせるためには、課題が出た時点ですぐに取りかかりましょう。



課題に取りかかるスタート時点が早ければ、課題が終わる時期も早まります。

4.一定時間ごとに科目をかえる

「1日10時間学習」でもモチベーションを高く保つために、一定時間ごとに科目をかえるようにしましょう。

満足感を得るとモチベーションが下がる

1教科だけを長時間勉強すると、満足感を得ることができます。



しかし、それで勉強全体にも満足してしまい、他の科目の勉強や翌日の勉強に対するモチベーションが下がってしまいます。



結果としてモチベーション高く勉強に取り組める時間が減少し、全体の勉強時間も少なくなります。

勉強しなかった科目は知識が抜けていく

1教科だけを長時間勉強することでもたらされる弊害は、他にもあります。



それは「勉強しなかった科目の知識が抜けていく」ことです。



例えば、ある1日は英語だけを10時間学習したとします。



そうすると、前日に覚えた化学の復習ができません。



知識は、一度覚えただけだと短期記憶でしかなく、復習を繰り返さなければ急激に忘れていきます。


1日に少ない科目を勉強するよりも、毎日全ての受験科目を均等に勉強していく方が、人間の脳の性質を考えるとはるかに効率良く知識が定着していくのです。

「もう少し勉強したい」と思えるところで別の科目に切りかえる

モチベーション高く勉強に取り組むコツは、「もう少し勉強したい」と思えるところで別の科目に切りかえることです。



「もう少し勉強したい」と思えるところでその科目の勉強をストップさせることで、翌日の同じ科目の勉強に対するモチベーションを持続させることができます。



1時間英語を勉強したら次の1時間は数学に切りかえるなど、こまめに科目をかえていくことをオススメします。

5.夜ふかしは決してしない

例え勉強することが理由だとしても、「夜ふかし」は厳禁です。

一度夜ふかしすると一気にペースが乱れる

なぜなら、一度でも夜ふかしする日を作ってしまうとその日以降、一気にペースが乱れてしまうからです。



夜ふかしした翌日は早起きができず、午前中に勉強時間をかせぐことができません。



そうなると午後はほとんど長い休み時間をとることなく勉強しなければ、「1日10時間学習」を達成することができません。



また、午前中遅くまで寝ていたせいで、夜は就寝時間になっても眠くなりません。



夜ふかしをした次の日も結局、夜ふかしをしてしまうことになるのです。



夏休みは特に、こうした夜ふかしの「負のスパイラル」に陥ってしまう受験生は多いため、注意が必要です。

遅くとも23時半には就寝する

夜ふかしをしないようにするために、遅くとも23時半には就寝するようにしましょう。



日付が変わっても起きているようだと、危険信号が灯っていると考えましょう。

受験を成功させる「夏」にしよう

くばと塾では毎年、この5点に気をつけるよう、口をすっぱくして受験生に声かけしています。



すべては生徒に受験を成功させてほしいからこそ。



この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の4回の無料体験授業をお試しください。



心よりお待ちしています。

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