[面白いほど簡単に覚えられます]難しい漢字の覚え方

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



今回は「難しい漢字を楽に覚えられる方法」についてご紹介します。

目次

1. 「薔薇(ばら)」を漢字で書けるようにするには

難しい漢字の代表的なものとして「薔薇(ばら)」があります。

覚えにくい部分に赤丸をつけるだけ

この漢字を覚えるために何をすればよいかというと、「それぞれの 漢字の覚えにくい部分に赤丸をつける」だけです。

では薔薇(ばら)のどこに赤丸をつければよいか考えます。


まず「薔」も「薇」も「くさかんむり」がついていますが、薔薇(ばら)は植物ですからここは覚えやすい部分といえます。


なのでここには赤丸はつけません。

薔薇(ばら)の「薔(ば)」の覚えにくい部分


次に「薔」を見ていきますが、「薔」の一番下の部分は「回(まわ)る」という漢字でここも簡単です。

しかし真ん中は「土」の中に「人」が2つ書かれていて、他の漢字にはない珍しい(=覚えにくい)部分です



ですから、ここに赤丸をつけます。


薔薇(ばら)の「薇(ら)」の覚えにくい部分

そして「薇(ら)」ですが、「くさかんむり」の下は微妙(びみょう)の「微(び)」という漢字によく似ています。

しかしよく見ると「山」の下の部分が少し違いますから、ここは注意して覚えなければならない(=覚えにくい)部分といえます。



なので、ここに赤丸をつけます。

赤丸をつけた部分を重点的に覚える


赤丸をつけたら、今度は赤丸のつけられたこの漢字をじっと眺めて、赤丸のついた部分を重点的に覚えるようにします。

以上で「薔薇」という漢字を覚える作業は終了です。

「本当にこれだけで覚えられるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、このやり方で大抵は覚えられます。


試しに「薔薇(ばら)」という漢字を、実際に書いてみてください。

2. 「贔屓(ひいき)」を漢字で書けるようにするには

次に「贔屓(ひいき)」という漢字の覚え方についてです。

「贔」と「屓」それぞれの漢字の意味

贔屓の「贔(ヒ・ヒイ)」は、貝(財貨)を三つ合わせて重い荷を背負うことを表わし、「大きい」・「力強い」という意味になります。



「屓(キ)」は、鼻息を荒くすることを表しており、こちらもまた「力強いさま」・「力をだすさま」という意味です。



この二つが合わさった「贔屓」は、鼻息を荒くして力んだり、力を込めるという意味で用いられました。



そこから、贔屓は特定の人を助けるために力を入れたり、目をかける意味に転じたそうです。

「贔屓(ひいき)」の特徴的な部分に赤丸をつける

さて、「贔屓(ひいき)」はどこに赤丸をつければよいでしょうか。

そうです。



「贔屓(ひいき)」という漢字は、ほぼ「貝」で構成されているので、それ以外の「尸(しかばね・かばね)」の部分に赤丸をつければよいのです。


赤丸をつけた部分を重点的に覚える

「薔薇(ばら)」のときと同様に、赤丸をつけた部分を重点的に覚えます。


そのときに、

生徒

『貝』ばっかりね。



とか、

生徒

後ろの漢字に『尸(しかばね・かばね)』がついてるなあ。




などということを、ぼんやりと考えるようにします。



覚えたなと思ったら、実際に書いてみましょう。

3. 2字熟語なら10分で15問は覚えられる

目安としては、「薔薇」のような二字熟語なら10分程度で15~20問ほど覚えることができます。

しかし、薔薇については「くさかんむり」・「人」・「土」・「回る」・「微」という漢字や部首を覚えていることが前提となり、中学生以上の方が対象となりますのでご了承ください。



筆者が大手塾に勤めているとき、小学6年生のクラスでこの方法で漢字を暗記してもらったことがあります。



10分間で20問の漢字を暗記してもらったのですが、13名のクラス全員が15問以上正解する、という結果に終わりました。



そうしたこともあって、この「赤丸つけるだけ漢字暗記法」は自信を持っておすすめできる勉強法になります。

楽しく勉強を学べます

くばと塾ではこうした漢字の暗記法をはじめとした、さまざまな学習指導を行なっています。


この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の4回の無料体験授業をお試しください。

心よりお待ちしています。

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