こんにちは。
神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。
今回は前回に引き続き、定期テストについて書きたいと思います。
- 定期テスト前、勉強しなければならないのに部屋が散らかっていることが気になり、ついつい掃除してしまう。
- 定期テスト当日、親や友だちに「部活で疲れててテストどころじゃなくて…」とこぼす。
中学2年生以上の方で、今までにこのようなことをしてしまったという記憶のある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
これらの行動パターンは心理学用語で、
といわれています。
定期テスト前、勉強しなければならないのに部屋が散らかっていることが気になり、ついつい掃除してしまう
というような行動パターンはその中でも、
といわれるもので、
成績が悪いのは自分の能力のせいだ…。
と思いたくないがために、あらかじめ自分に足かせ(つまりハンディキャップ)を付与し、無意識に自尊心を守ろうとしているのです。
定期テスト当日、親や友だちに「部活で疲れててテストどころじゃなくて…」とこぼす
これは「主張的セルフハンディキャッピング」と呼ばれていて、自分に対する言い訳を意図した行動ではなく、他者に対する言い訳として機能するものです。
難しい話になってしまいましたが、どちらの行動も、
ということは確かです。
くばと塾では、塾生が実際のテスト前にこのような行動を取らないように定期テスト前の授業でこの話を事前にしています。
特に初めて定期テストを受ける中学1年生は要注意です。
お子様がこのようなことをしている場面を見かけたときは、頭ごなしに叱るのではなく、「セルフハンディキャッピング」によるものであることを伝えてあげて下さい。
生徒たちもカラクリを理解してしまえば対処の仕様もあります。
それだけでテスト前の行動が少しだけでも改善され、テスト結果につながってくるはずです。