成績を上げるために必要なもの

今回は、

生徒

成績を何とか上げたいけれど、何から始めればいいか分からないよ。

という方に向けて、成績を上げるために必要なものとそうでないものについて書きたいと思います。

目次

カリスマ講師による解説授業は不要!?

成績を上げるためにまず考えることが、

生徒

分かりやすい解説をしてくれる先生の授業を受ければ、成績が上がるんじゃないかしら。

ということです。

保護者様

有名なカリスマ先生のカリスマ授業を受ければ、うちの子もきっと成績が上がるはずだわ。

そう考えがちですが、残念ながら成績向上にはあまり関係がありません。

確かに、分かりやすい解説授業を受けると「分かった気」になって、やる気だけは上がります。

そこで自分から勉強に取り掛かればその分は成績向上につながりますが、勉強しなければただ「分かった気」になっただけでほとんど何も変わりません。

自分で何も取り組んでいないのに、どんなカリスマ講師からどんなに分かりやすい解説授業を受けても無駄に等しいのです。

「分かり易すぎる」解説授業も逆効果

しかし、自分が必要な勉強に自ら取り組み、どうしても分からないときに他者から必要最低限の分かりやすい説明を受けることは成績向上に大きく関わってきます。

説明が「必要最低限」である理由は、他者(講師)から解説を受けるときというのはどうしても時間がかかってしまうからです。

解説を行う方(講師)は解説を受ける方(生徒)のことを全て分かっているわけではないので、解説を受ける方が分かっていることまで説明してしまう部分がどうしても出てきてしまうのです。

過剰な解説は逆効果

しかし同じ講師に教わる期間が長ければ長いほど、その講師は生徒本人のこと(どこがどう分かっていないのか・どういう部分が苦手であるかetc.)をよく理解して、必要最低限度に近い解説を行えるようになります。

また、本来なら生徒自身の力で解決できる部分まで解説してしまうことも、経験の浅い講師ほどよくあります。

これは講師の経験が浅いが故に自分の指導に自信が持てず、「ていねい」と「おせっかい」を履き違えているのです。

過剰な解説を受け続けた生徒はそれに慣れてしまい、自分の力を最大限に使って勉強に取り組むことをやめてしまいます。

少し考えて分からなければ講師の解説を受けるまで何もしようとしなくなるのです。

アルバイト講師ばかりの塾には要注意

こうした事態を防ぐためにも、生徒にどこまで解説すべきか判断し、ときには解説するのをグッとこらえて生徒を見守ることのできる講師に指導を受けることが大切です。

このことから集団授業よりも個別授業で、経験豊富な同じ講師に長期間に渡って指導を受けることが成績向上には最良であるといえます。

大手やフランチャイズに多く見られますが、大学生講師ばかりの個別指導塾は都合上担当講師が頻繁に変わることが多く、また講師の当たり外れも激しいという特徴があるため、注意が必要です。

◯◯がある教材

成績を上げるために自分で勉強に取り組むのにまず必要なものは、「詳しい解説がある教材」です。

自分で勉強に取り組むときに、

生徒

答えは載っているけど解説が詳しく書いてないからどうやって解けばいいか分からないわ。

これでは勉強が進みません。

レベル別の問題がある教材

また、「レベル別(基本・標準・応用)の問題がある教材」であることも重要です。

基本問題から始めて、標準・応用問題とステップアップしていくことでその単元の理解が深まっていくからです。

基本問題だけ理解しても定期テストや入試には不十分で、またいきなり応用問題を解こうとしても基礎が理解できていないと歯が立ちません。

適度な問題量の教材

さらに「適度な演習がこなせるだけ問題数がある教材」であることも大切です。

ある単元を理解するには、一定量の演習がどうしても必要です。

教材に載っている問題数が少ないと、演習量を確保するには同じ問題を何度も解くことになります。

間違えた問題を解き直すことは大切ですが、一度正解した問題を何度解き直しても学習効果はあまりありません。

また、問題数が多すぎるのもよくありません。

なぜなら、全ての問題を解くには時間がかかり過ぎて非効率的になってしまい、問題を選定して解くにしても選定するのに時間がかかってしまうからです。

問題数は多過ぎず少な過ぎず、適度な量であることが効率的に学習を進めるためには必須といえます。

専門家による学習内容の提案

成績を上げるためにもっとも重要なのが「何をどれだけどのように取り組むか」ということです。

この「何をどれだけどのように取り組むか」というのは、専門家である塾の講師の提案を受けることをお薦めします。

どの教材を(何を)、1週間に何ページだけ(どれだけ)宿題をこなすか。

ノートの書き方や途中式をどれだけ詳しく、解き直しはどれを(どのように)やるか。

毎週の授業で生徒の学習状況や体調、学校行事の有無などから講師が判断して、その生徒に最適な宿題(1週間分の家庭学習)を提案する

これは講師の専門家としての力量が問われるところであり、その提案の品質が生徒の学習効果を大きく左右させる重要なものとなります。

高品質な学習提案に従って正しく学習に取り組んだ場合、間違いなく学習効果は最大になり、成績も上がります。

いい加減な提案だったり、そもそも宿題を出さない塾もあるようですが、それでは専門家としての役割は放棄しているといっても過言ではありません。

きちんと家庭学習の提案を毎授業行う塾への転塾をお勧めします。

ただ、当たり前ですがいくら高品質な学習提案を受けても実際に取り組まなければ意味がありません。

塾の講師は生徒の自宅での過ごし方までは干渉できないため、まずは生徒自らの意思で、できなければご家族に協力をお願いして取り組む以外に解決する術はないのです。

くばと塾では

くばと塾ではこうしたことを踏まえて毎日の指導にあたっています。

「パフォーマンスを重視した一見分かりやすい解説授業」ではなく、「生徒の学力を最大限引き出すための、一切無駄のない授業」を提供したい

そんな想いから、

『分かる』より『できる』授業。

を当塾のキャッチフレーズにしています。

また当塾で取り扱っている教材は、複数の教材会社の教材の中から厳選した、書店では購入できない特別な塾専用教材です。

主教材は解説が詳しく、レベル別の問題が適度の量だけ載っており、さらに確認テストまで付属したすばらしい教材です。

教材を持ち込んでの授業もお受けしていますが、塾生にはよほどのことがない限りこちらの塾用教材をお薦めして使用してもらっています。

また、毎回の授業では「週間学習予定表」という、1週間分の家庭学習の提案や授業予定などを記入したプリントを生徒にお渡ししています。

家庭学習の提案は上記に示した通り、その生徒の様々な状況を考慮して講師がベストであると判断した内容になっています。

当塾にはお子様の成績を上げるために必要なものは全てそろえていると自信を持って断言できます。

ぜひ4コマの無料体験授業にお申し込み下さい。

くばと塾はきっと、あなたのお役に立てると思います。

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