[3ヶ月で偏差値15以上アップ!]短期間で中学英語の成績を上げる勉強法

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



近年は中学英語の難化が著しく、「英語の成績が上がらない」と悩んでいる中学生も少なくありません。



そこで今回はくばと塾で過去にお預かりした中3受験生で、わずか3ヶ月で全国模試における英語の偏差値を20近くアップさせたお子様の勉強法についてご紹介します。



短期間では上がりにくくなった現在の中学英語において、一体どのようにして苦手を克服したのか、少しでも参考にしていただければ幸いです。

目次

1. 英長文は「速読」よりも「精読」を優先する

1つめは「英長文は『速読』よりも『精読』を優先する」ということです。

「正確に」読めなければ「速く」読んでも意味がない

長文読解には「精読(詳しく読む)力」と「速読(速く読む)力」の2種類の読解力が求められます。



現在の公立高校入試英語では膨大な量の長文を制限時間内に読み解かなければなりませんが、大事なのは「速く読むこと」よりも、まずは「正確に読み解くこと」です。



いくら速く読めるようになったとしても、正確に文脈や内容を理解しなければ正解を導き出す手がかりはつかめないからです。

英語の下に日本語で意味を書いていく

3ヶ月で全国模試の偏差値を20近くアップさせた生徒は、自分なりの「精読」の方法として「英語の下に日本語で意味を書いていく」ということを実践していました。



英語長文の膨大な英単語の下部に一つひとつ日本語で意味を書いていくため、当然ながら時間はかかってしまいます。



しかしそれだけていねいに精読することで、間違えた問題について「どうして間違えたのか」・「どの箇所を見れば正解できたのか」をすぐに理解できるようになり、正しい英長文の読解の仕方をその生徒は身につけていくことができるようになっていきました。

「精読」ができるようになれば徐々に「速読」を意識する

正しい英長文の読解の仕方を身につけていくことができるようになれば、あとはその時間を速くするだけです。



県内トップ校を狙う成績最上位生でもない限り、今の公立高校入試英語はどこまでいっても制限時間とのたたかいになります。



全ては解き切れなくても解いたところはしっかりと正解を導き出せるようにする、という姿勢が短期間で英語の偏差値を上げる結果につながります。

2. 問題演習中に出会った英単語は全て覚えていく

2つめは「問題演習中に出会った英単語は全て覚えていく」ということです。

英単語テキストで覚えるよりもはるかに実践的かつ効率的

英語の過去問や入試対策問題を解いていくと、毎回知らなかったり意味を覚えていない英単語・熟語に出会います。



そうした英単語・熟語を放っておくのではなく、せっかく出会ったわけですからその場でしっかりと覚えていくことが大切です。



過去問や入試対策問題中に出てきた英単語・熟語は、正に「生きた英単語・熟語」であり、その中で自分が知らなかったり意味を覚えていなかったものは「今の自分が覚えるべき英単語・熟語」です。



英単語・熟語テキストで順番に覚えていくよりも、はるかに実践的かつ効率的な覚え方だといえます。


英単語の暗記は「書く」・「声に出して読む」・「目をつむってイメージする」

英単語の暗記を具体的にどのようにするかというと、まず英単語を1回書き、その右隣りに日本語の意味を書きます。



さらにその右に英単語を3回書いて、声に出して読みます。



最後に目をつむり、頭の中で英語のつづり(スペル)をイメージします。



しっかりとイメージできたら、その英単語の暗記は終了です。

自分が分からなかった英単語専用のノートを作る

くばと塾ではこうした英単語・熟語の暗記用に専用ノートを作ることをおすすめしています。



自分が過去問や入試対策問題を解き進めていく中で出会った、その時の自分が知らなかったり意味を覚えていなかったりした英単語・熟語だけを専用ノートにまとめていくと、自分だけの英単語・熟語帳ができあがります。



この専用のまとめノートをふとした瞬間に見直すだけで、短期記憶が中期記憶になり、中期記憶が長期記憶になっていきます。



過去問演習や入試対策問題演習が進めば進むほどこの専用ノートの中身は充実していき、いずれは志望校に合格するための大切な1冊に育ちます。

3.英文法に関する問題はノートまとめを徹底する

3つめは「英文法に関する問題はノートまとめを徹底する」ということです。

文の構造を理解しなければいつまで経ってもできるようにならない

英文の穴埋め問題や英単語の並びかえ問題は、正しい文の構造を理解しなければいつまで経ってもできるようにはなりません。


こうした英文法問題の正答率をアップさせていく人といつまで経っても正答率が上がらない人の決定的な違いは、「ノートまとめを行うこと」と「演習量を確保すること」ができるかどうかです。

自分なりに文構造を考え、まとめる

英文法問題の「ノートのまとめ方」についてはいくつかコツがありますが、まずは下手でもいいので「自分なりに文構造を考えてまとめていく」という姿勢が大切です。



最初はまとめ方が下手くそでも、ノートまとめを繰り返していくうちにだんだんとポイントが分かってきます。



自分が間違えたポイントは他人よりも自分が一番よく分かるはずですから、まずは自分なりのノートまとめをしていきましょう。



その上で個別授業などで講師により良い「ノートのまとめ方」をアドバイスしてもらえば、より短期間でノートまとめは上達していきます。

まとめる際は英文法テキストで必ず基本を確認する

「ノートのまとめ方」について1つだけアドバイスすると、ノートまとめを行う際は英単語・熟語は辞書でしっかり意味調べをし、文法のまとめは必ず英文法テキストで基本を確認してから行うことが大切だということです。



勉強において最もムダなことは「間違えた知識を間違えたまま覚えること」です。



英語が嫌い・苦手という生徒に限って、英単語練習や文法のノートまとめを間違ったつづり(スペル)で練習したりまとめたりすることが多いです。



これは生徒本人がイヤイヤ取り組んでいたり、苦手意識を強く持ちながら勉強していることが原因ですが、こうした「間違えた知識を間違えたまま覚えること」をしているうちはいつまで経っても成績は上がりません。



英語が嫌いな生徒や苦手な生徒ほど、一つひとつ慎重に英単語練習や文法のノートまとめをしていく必要があります。


くばと塾は生徒の「自ら学ぶ力」を引き出します

今回ご紹介した「わずか3ヶ月で全国模試における英語の偏差値を20近くアップさせたお子様」を含め、成績をアップさせた生徒は全員「自らの努力を惜しまず、自ら学ぶ力をつけていった」ということがはっきりと断言できます。



これは塾の規模(大手・個人)や指導形態(集団・個別)に関わらず、どの塾に通うお子様にもいえることです。



成績を上げるためには、結局は「自ら学ぶ力」をつけるしかありません。



「自ら学ぶ力」をつけるしか成績を上げる方法がないのであれば、自分の気に入った塾に通ってそこで努力を惜しまず勉強をがんばればいいのです。



くばと塾でもそうした生徒の「自ら学ぶ力」を引き出せるように、日々全力で指導しています。



この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の4回の無料体験授業をお試しください。




心よりお待ちしています。

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