自習室のある塾は本当にお得?[くばと塾に自習室を設けない4つの理由]

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



くばと塾には自習室がありません。



といっても完全に授業以外では何も対応しないという訳ではありません。



生徒が家庭学習などで質問があるときは教室に電話してもらい、講師が対応可能な時間に教室に来てもらうか、オンラインで必要な箇所を質問することができます。



学習塾には規模の大小を問わず、自習室のあるところと無いところがあります。



「自習室のある塾の方が面倒見がいいのでは?」と思われる方も少なくないかもしれませんが、自習室を設けていない塾にはそれなりの理由があります。



今回は「自習室のある塾は本当にお得?」ということについて書きたいと思います。

目次

自習室の料金は月謝に含まれている

自習室を運営するためには、自習スペースと管理する従業員を確保しなければなりません。



ですから自習室を設けている塾は、当然ですが自習室の運営費を月々の授業料や設備費として徴収しています。



学習塾は民間企業ですから営利目的で事業を行なっているため、何もボランティア精神で自習室を解放するなどということはありません。



しかしせっかく自習室のある塾に通っていても、日常的に自習室を利用するのはその塾に通う生徒の5~10%程度です。



ですから残りの90~95%の塾生は、自習室の利用料だけ徴収されて利用はしていないということになります。



自習室を設けている塾はどこもそうですが、その教室に通う全生徒が一度に自習できる数の席など設けていません。



正式な自習ブースの数は、大体の塾がその教室の生徒数の3~5%程度です。



このことからも「自習室を利用する生徒はごく少数である」ことが分かります。



お子様が日常的に自習室を利用すれば間接的に徴収されている利用料の元をとれますが、そうでなければ利用料だけ取られていることになり、それは決して「お得」とはいえません。

自習室には「強制力」がはたらかない

なぜこんなにも自習室の利用率が低いのかというと、自習室利用は「強制力」がはたらかないからです。



塾の「授業」であれば、大抵のお子様は「絶対に行かなければならないもの」と認識しており、そこには「強制力」がはたらきます。



しかし「いつでも利用できる」・「利用してもしなくてもよい」自習室は、お子様にとって「絶対に行かなければならないもの」ではありません。



そして「利用してもしなくてもよい」自習室は「強制力」を持たないため、ごく一部の生徒しか利用しないという結果を生むのです。

家庭学習の習慣が身につかない

受験生などはそれこそ毎日のように自習室を利用しているお子様もいらっしゃるかもしれません。




「家じゃ勉強する気になれないから」と自宅ではほとんど勉強せず、自主学習のほとんどを塾の自習室で済ませてしまうお子様も少なくないでしょう。




しかし、これも注意が必要です。




受験が終わり、同時に塾も辞めてしまった場合どうなるか。




塾の自習室でばかり勉強して家庭学習の習慣を身につけてこなかったお子様は、自習する環境がなくなると進学先の学校で確実に成績不振に陥ります。




受験後に塾を辞めなかったとしても、受験生でもないのにわざわざ塾の自習室を利用しに行くのはだんだん億劫になり、結局は家はおろか自習室でも勉強しなくなります。




お子様が毎日多くの時間を過ごすのは「自宅」であり、その自宅で勉強する習慣を受験生のうちにいかに身につけておくかが、受験終了後に進学先の学校でよい成績を取れるかどうかの重要な鍵となります。



そうした理由から、くばと塾はあえて自習室を設けず質問対応は無料にして、家庭学習を推奨しているのです。

「強制力」を持つのは授業だけ

結局、生徒が「休まず行こう」・「集中しよう」と思えたり、塾側が責任を持って学習効果を保証するのは正式な授業だけです。



しかし、集団授業はカリキュラムが決まっていて自分のやりたい内容の勉強はできません。



かといって、講師と生徒が1:1や1:2の一般的な個別指導は授業料が高額であるため、多くの授業時間を確保するには経済的に厳しいものがあります。



そうした問題を解決するのが、くばと塾の授業です。



くばと塾の授業形式は講師1名につき生徒は1〜4名までの「個別指導」です。




一般的な個別指導よりも講師1人あたりの生徒数を増やしているので授業料も抑えられており、授業コマ数をしっかり確保することが可能です。



また自習室を設けていなかったり、大手塾のように過大な広告宣伝費用を割いていない代わりに、授業料を少しでも安くするようにも努めております。




くばと塾は生徒一人ひとりにとって必要な内容の勉強を、塾本来の商品である「授業」という形で責任を持ってサポートしています。

  • 「自分にとって必要な勉強を集中してやりたい、でも自習室は使う気になれない」
  • 「受験が終わって進学してからも、きちんと家庭学習ができる習慣を身につけたい」

というお子様には、くばと塾の授業がピッタリなのではないかと思います。




少しでも興味を持っていただけましたら、まずは4コマまでの無料体験授業をお申し込みください。

目次