
こんにちは、小田急相模原駅前の個別指導塾「くばと塾」です。
今回は、「[高校受験の偏差値 ≠ 大学受験の偏差値 その2]ss65の公立トップ高に通う生徒の3年後の進路」について書きます。
高校受験のss65は大学受験ではss52程度

高校受験でss65ということは、大学受験でもss65のはずね。
せっかくがんばってトップ校に入ったんだから、どの生徒も大学受験で一流大学に合格できると思うわ。
どうせ大学受験でもいい結果が出るんだから、少し勉強はお休みして、部活や趣味に没頭したり、友人とたくさん遊びたいわ。



厳しい受験を乗り越えてトップ校に入ったんだから、大学受験でもきっと難関国公立大学や早慶上智に合格してくれるはずね。
高校受験はかなり勉強してたから、高校に入ったらしばらく勉強はお休みして、好きなことに没頭してもらおうかしら。
高校受験でトップ校に合格したお子様は、確かに厳しい受験競争を勝ち抜くためにハードな勉強をしてきたのかもしれません。
お子様の「少し勉強を休みたい」という気持ちや、保護者様の「少し勉強から離れて自由にさせたい」という気持ちも分からなくもありません。
しかし、
高校のトップ校に入ったから大学受験も安心
というのは大間違いです。
なぜなら、
大学受験の偏差値 = 高校受験の偏差値 – 13
となり、高校受験でss65でも大学受験ではss52程度にしかならないからです。
最下位生は全く勉強しないため、せっかくトップ校に入っても大学受験では通用しない
以下の図は、高校受験でss65の公立トップ校であるB高校のモデルケースです。


高校受験でss65の公立トップ校といっても、進学に力を入れている高校やおおらかな校風の高校など、いろんなタイプの学校があるため、実際には進学実績には差があります。
あくまでザックリとですが、大体こんな感じのイメージになります。
高校入学時点での偏差値のばらつきは±5程度ですが、3年後にはトップの生徒はss70程度の超難関大学へ進学する一方で、最下位の生徒は現役での大学進学が難しいレベルにまで、偏差値は下がります。
成績が平均以上でなければ、一流大学への進学は不可能



でもトップ校で真ん中くらいの成績を取っていれば、一流大学への進学は問題ないわよね。
たとえトップ校の生徒だとしても、真ん中くらいの成績では大学受験の偏差値52程度であり、文系なら日東駒専、理系なら東京理科大にギリギリ合格できるかどうかのレベルです。
日東駒専や東京理科大も立派な大学ですが、おそらく公立トップ校に通うお子様や保護者様の考える「一流大学」とは、私大なら早慶上智、国公立大学なら東大や京大などの旧帝国大学をはじめとした、難関国公立大学をイメージされていることでしょう。
そうなると、「トップ校で真ん中の成績を取っていれば『一流大学』に進学できる」という考え方は、現実では不可能ということになります。
高校受験で燃え尽きず、「勝負は大学受験である」ことを忘れないことが大事
一部の大手進学塾などで半強制的な「詰め込み指導」を受けてトップ校に進学した生徒は、高校受験後に「燃え尽き症候群」になってしまうことがよくあります。
しかし、大学受験で一流大学に合格するには、高校の勉強で全国トップレベルの成績を取らなくてはなりません。
いくら高校受験でがんばった経験があっても、高校の勉強をがんばらないことには大学受験でよい結果を残すことはできないため、高校受験後に燃え尽きてしまってはいけないのです。
高校受験で燃え尽きず、「勝負は大学受験である」ことを忘れないことが大事です。



いくら高校のトップ校に入ったからといって、全員が一流大学に進学できるわけじゃないんだな。
「勝負は大学受験である」ことを忘れずに、高校受験で燃え尽きないように長期的な視野をもって勉強していこう!



高校受験でトップ校に入ったからって、入学後に勉強しなかったら大学受験では通用しないのね。
高校受験で燃え尽きさせないよう、長い目で子どもの勉強を見ていかなくちゃ。
くばと塾は「高校受験で燃え尽きさせない」受験指導
くばと塾の高校受験指導は、第一志望校に合格させることを目的とした指導であることはもちろんですが、大前提として、
「高校受験で燃え尽きさせない」受験指導であること
を意識して、日々指導にあたっています。
そのせいか、くばと塾で高校受験を乗り切った中3受験生が高校進学後も通塾を継続した場合、非常に高い割合で進学先の高校で上位の成績を取ってきてくれています。
通塾を継続するといっても、週1コマか、多くても週2コマ程度の通塾で、受講科目で学年上位の成績を取るのはもちろん、受講していない科目や総合順位でも上位の成績を取ってきてくれています。
これから高校受験を控えている中学生や、大学受験で結果を出したい高校生は、ぜひくばと塾で一緒に勉強していきましょう。
この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひ一度くばと塾の「4回の無料体験授業」にお申し込みください。
くばと塾はきっとあなたのお役に立てることと思います。
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