こんにちは、小田急相模原駅前の個別指導塾「くばと塾」です。
今回は、「[学力は上がっても成績が下がることがある]『塾に入れば成績は上がる』は間違いである理由」ということについて書きます。
ただ塾に入ったからといって成績が上がるわけではない
この頃、子どもの成績が下がってきたから、塾に通わせよう。
塾に入れちゃえば、成績も上がるでしょ。
最近、学校の成績が下がってきたなあ。
でもこれから塾に通うから、成績も上がるかな。
このように考える保護者様やお子様も多いことでしょう。
しかし、現実はそんなに甘くありません。
確かに、塾に入って学習した分だけ学力は上がります。
しかし、「学力」は上がっても「成績」が下がることがあります。
現在ss50の生徒が半年後もss50を取るためには、他のss50のライバル達と同じペースで学力を上げなければなりません。
しかし、他のss50のライバル達よりもゆっくりとしたペースで学力を上げてしまうと、半年後に学力は向上していても成績はss40に下がってしまう、というようなことが起こります。
現在の自分よりも格上の相手と比べて、より速いペースで学力を向上させてはじめて、半年後に成績を上げることができるのです。
成績を上げるためには、周りのライバルの子達よりも一層がんばらないといけないのね。
周りの子達も塾に通ってがんばってるわけだから、ただ塾に通わせただけではダメなんだと理解したわ。
塾に入って、しっかり努力してもらわなくちゃ。
半年後に同じ成績を取るだけでも努力しないといけないんだな。
成績を上げるには、更にがんばらないといけないことも分かった。
塾に入るだけで満足するんじゃなくて、塾で教わったことをしっかり身につけて成績を上げるぞ!
塾に入って成績を上げるためのポイント3選
では、塾に入った後にどうすれば成績を上げられるのか、ポイントをお伝えします。
①授業中は集中する
まず、塾の授業中はしっかり集中することが重要です。
せっかく授業料を払って塾に通っているのに、睡眠不足のために半分寝ているような状態では、塾の授業を受けても学習効果は出てきません。
また集中が切れたからといって、ひんぱんに授業中にトイレに行く、というような事態も避けなければなりません。
授業が始まる前にトイレに行っておき、授業中は勉強だけに集中できるよう準備しておくことが大切です。
②板書された内容は正確にノートに書き写す
続いて、塾の授業で講師がホワイトボードに板書した内容は、できるだけ正確にノートに書き写すことが大切です。
講師は、生徒にとって特に重要だと思う内容だからこそ、板書しています。
その内容を、生徒自身が勝手に省略したり、間違えてノートに書き写してしまうと、講師の意図が伝わらなくなります。
そうなると、講師が十(じゅう)の知識を教えたとしても、一(いち)〜二(に)の知識しか生徒が受け取らなくなります。
そんな状態では、塾側がいくら高品質な授業を展開したとしても、学習効果は期待できないでしょう。
③宿題忘れ・遅刻・欠席・振替をしない
最後は、「宿題忘れ・遅刻・欠席・振替をしない」ことです。
人間の脳の性質として、一度記憶した内容は、復習しなければ急速に忘れていきます。
塾で新たに記憶した内容は、宿題でくり返し復習して、長期記憶に変えることが大切です。
また、特別な理由もないのに塾の授業に遅刻したり、欠席したりをひんぱんにするのは、「勉強の優先順位が下がっている」状態といえます。
勉強の「優先順位」を下げている限り、勉強でよい結果を出すことは不可能です。
激化する受験競争の中で結果を出したければ、生活の中で勉強の優先順位をしっかり上げて、少なくとも塾の授業は遅刻・欠席・振替することなく、スケジュール通りに通うことが大切です。
「当たり前のこと」を当たり前にやり切ることが大切
塾に入って成績を上げるためのポイントは、どれも「当たり前」のことです。
しかし、塾に入って成績が上がらない生徒のほとんどが、こうした「当たり前」のことができていません。
これは大手・個人塾、集団・個別指導に関わらず、どこの塾でもいえることでしょう。
まずは塾に通う上で「当たり前」のことを当たり前にやり切り、そこから更に生徒自身にとって必要なことに取り組む、という姿勢が大切です。
まずは塾に通う上で最低限のことをきっちりやり切ることが大切なんだな。
初心を忘れず、コツコツ努力していくぞ!
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