[塾の宿題はなくてもOK?]塾から宿題を出す必要のない生徒のケース

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



突然ですが、塾から出される「宿題」が好きな生徒は一体どれくらいいるでしょうか。



塾に通う生徒100人に聞いたら、「塾の宿題、大好き!」と答えてくれる生徒はおそらく0人、奇跡的にいたとしても1人くらいでしょう。



それくらい「塾の宿題」は忌み嫌われる存在だと思います。



どの塾の先生方も、受け持つ生徒の成績向上を願って考え抜かれた内容と分量の宿題を出すわけですが、その想いは中々通じません。



しかし塾に通う生徒の中には、塾から宿題を出す必要がない場合や、塾が宿題を出してしまうと逆効果になってしまう場合があります。



くばと塾でもしっかりと宿題を課す生徒も入れば、あえて宿題を全く課さない生徒もおり、生徒一人ひとりの状況に応じて宿題の内容・分量に変化をもたせています。



ということで今回は「塾から宿題を出す必要のない生徒、出すべきではない生徒のケース」についてご紹介します。



以下のようなケースであれば、塾が宿題を出さなくても生徒の成績向上の妨げにはなりません。

目次

1. 集団授業塾と併用で個別指導を受講している生徒

1つめのケースは生徒が「集団授業塾と併用で個別指導を受講している」場合です。

集団授業塾でしっかり宿題が出ている

集団授業塾と併用で個別指導を受講している場合というのは、個別指導はあくまで集団授業のサポートの役割です。



集団授業では分からなかった問題の解説を受けたり、講師に付き添ってもらいながら類題演習をすることで「いつでも質問できる」ようにすることが個別指導で求められます。



個別指導で新たに宿題を出さなくても、集団授業塾の方でしっかり宿題が出されているので、そちらの宿題をこなすだけで十分だといえます。

「+αの量」を実施するよりも「質」を高める

「集団授業塾の宿題以外にもやった方がいいのではないか」と思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、大抵の場合は「+αの量」を実施するよりも、今課されている宿題の「質」を高めることの方が成果につながりやすくなります。



生徒一人では分かない問題を講師に解説してもらうことで理解し、その問題の解き直しや類題演習をしっかり行うことで確実に勉強の「質」は高まります。



個別授業でそうした「解説→解き直し→類題演習」を繰り返し、そのやり方を少しずつでも家庭学習で実践できるようになれば、いずれは併用の個別指導は必要なくなり、集団授業塾の授業だけでも成績が上がるようになります。

2. トップ校・進学校に通っていて学校からの課題が非常に多い生徒

2つめのケースは生徒が「トップ校・進学校に通っていて学校からの課題が非常に多い」場合です。

私立の中高一貫校に通う生徒はまず学校の課題をしっかりこなすことが大切

私立の中高一貫校、中でも上位校や各学校の特進コースは特に学校の課題が日常的に多い傾向にあります。



そうした学校・コースに通っている生徒の場合、塾からさらに宿題を出したとしてもこなしきれません。



私立の中高一貫校に通う生徒はまず学校の課題をしっかりこなすことが大切で、その課題をどのように進めれば効率よく成果を出すことができるかを塾の個別指導で教わるのがベストです。

県立高校のトップ校に通う生徒は学校問題集をしっかり解き込む

県立高校のトップ校に通う生徒の場合は、少し状況が異なります。



私立の中高一貫校とは違って、自主的な学習が求められるため学校の課題はそこまで多くないというケースもありますが、各教科担当からの「提出はしなくていいけどやっときなさいね」という量は非常に多いです。



また県内1位・2位を争うくらいのトップ校では、定期テストは応用問題まで解く力をつけていなければ「赤点」になってしまうくらい、非常にレベルが高いものになります。



特に理数系科目は学校の問題集をふだんからしっかり解き込んでおかなければ定期テストに対応できないため、塾の個別指導で学校の問題集の進め方や理解できない問題の解決法を教わるといいでしょう。

個別授業以外でも質問対応してくれる塾を選ぶ

私立の中高一貫校に通う生徒も県立高校のトップ校に通う生徒も、塾選びのポイントは「個別授業以外でも質問対応してくれる塾を選ぶこと」です。



こうした学校に通う生徒は基本的に、ある程度までは「自分で勉強を進める力」や「勉強する習慣」がありますので、自宅で学習していてつまずいたときに講師に質問対応してもらえる環境を作るだけで、学習状況はかなり改善されます。

3.自身で完全に学習計画・管理ができる生徒

3つめのケースは生徒が「自身で完全に学習計画・管理ができる」場合です。

他人に管理してもらうより自分で管理する方が難しい

ただし他人に管理してもらうより自己で管理する方がはるかに難しいので、この3つめのケースに該当する生徒はあまりいません。



しかしごくまれに「自身で完全に学習計画・管理ができる」生徒がいることは確かです。



そうした生徒の場合、本人の学習計画や意見を尊重しながら、講師にサポートしてもらいたいことを尋ねながら指導を行います。

生徒全員がいずれは「自学・自習できる生徒になること」を目指すべき

生徒の成績が上がるようになるためには、その生徒が「自学・自習できるようになる」ことが欠かせません。



ですから、生徒全員がいずれは「自学・自習できる生徒になること」を目指すべきです。



勉強を通して「自学・自習できる生徒」から「自学・自習できる大人」になることで、どんな業種・業界でも活躍できる社会人になれます。

「自学・自習できる生徒」になれば塾はほとんど必要なくなる

はっきり言ってしまえば、生徒が「自学・自習できる生徒」になれば塾はほとんど必要なくなります。



しかし「塾に通ったおかげで自学・自習できるようになったので、塾をやめます」と生徒に言われたら、塾としても役割を果たしたことになり本望です。

3つとも当てはまらなければ「塾からの宿題」は必要


以上の3つのケースに当てはまらなければ「塾からの宿題」は必要です。



特に公立の小学校・中学校に通う生徒は、学校の宿題以外にも+αで家庭学習をする必要があります。



「自分では何をどれくらいやったらいいか分からない」・「自分で学習内容や量を決められない」という方は、どこかしらの塾に通って勉強をサポートしてもらうことが大切です。




少しでもくばと塾のことを気になった方は、ぜひ一度くばと塾の4回の無料体験授業をお試しください。




心よりお待ちしています。

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