受験生になるまでに身につけておきたい2つのこと

こんにちは。

神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。

今回は,

受験生になるまでに身につけておきたい2つのこと

について書きます。

目次

学年が低いうちは学校の勉強が簡単に感じる

4月は新小学6年生、新中学・高校3年生はいよいよ「受験生」と呼ばれる学年になり、本格的に勉強を始める方も多いことでしょう。

今回はそんな受験生にではなく、受験がまだ先の小学1~5年生、中学・高校1~2年生に向けてのお話です。

学年が低いうちはまだまだ学校の勉強も簡単に感じられるものです。

小学生であれば学校のテストでいつも80~100点を当たり前のように取れていたりします。

また、中学・高校1年生の1学期の定期テストでは皆、高得点を取ることができているものです。

学年が上がるにつれて成績は二極化する

しかし、学年が上がるにつれて学習内容が難しくなり、多くの生徒はテストの得点が下がってきます。

一方で、それまでと同様高得点をキープし続ける生徒もごく一部ですがいらっしゃいます。

一体「点数がだんだん下がってくる生徒」と「高得点を持続させる生徒」にはどのような違いがあるのでしょうか。

大切なのは「学習習慣」と「学習姿勢」

まず一つめの違いは、

毎日の『学習習慣』が身についているか

ということです。

学年が上がるにつれてテストは難しくなる

受験学年(=最高学年)でない学年の定期テストはそもそも、

範囲が狭くまた内容も簡単である

ため、ともすれば一夜漬けの勉強で何とかなることもよくあります。

しかし,

学年が上がるにつれてテスト範囲は広く内容も難しくなる

ため、一夜漬けではカバーしきれなくなってきます。

入試で通用するのは「毎日コツコツ」型

また入試ともなれば、

それまでの3年間で学習してきた全ての範囲から出題される

ため、当然一夜漬けの勉強法は通用しません。

さらに、

それまでの定期テストを一夜漬けの勉強で乗り切った生徒は、短期間で詰め込んで身につけた知識は短期間ですぐにそのほとんどを忘れてしまっている

ため、受験学年になってからまた一から覚え直さなければなりません。

一方、

毎日の学習習慣が身についている生徒は普段から少しずつ復習を繰り返す

ため、

学年が上がり、定期テストの範囲が広く内容が難しくなっても、1日あたりの学習量は少なくて済む

ので十分に対応していくことができます。

また、

毎日の復習で身につけた知識が長期記憶として頭の中に保存される

ため、受験学年になっても少しの復習ですぐに思い出すことができるのです。

学習に取り組む姿勢の重要性

もう一つは、

「学習に取り組む姿勢」が正しいか

ということです。

これは文字通り、

学習しているときの身体の姿勢がきちんとしているか

という意味もありますし、

学習に取り組む際の気持ちとしての姿勢(=態度)

という意味もあります。

公立中高一貫校入試や高校入試、大学入試の推薦入試では、

学校の内申点が得点として加算される

など、学校での評価が入試の合否に大きく影響します。

この内申点というものは、

  • 定期テストの得点
  • 授業態度や提出物

の2つが評価のポイントになります。

学校の授業中にきちんと集中できなかったり、先生の話を聞くときに身体の姿勢が悪かったりすると、それだけで入試に直接マイナスポイントとなる

のです。

また、中学・高校・大学受験の算数や数学の良問は、その問題一点に気持ちを集中させて取り組まなければ到底解くことはできません。

普段の学校や塾の授業または家庭学習をしているときに、

あちらこちらに気持ちを散らして集中して取り組めなかったり、すぐに問題を解くことをあきらめてしまうようでは、入試レベルの問題をクリアする生徒にはなれない

のです。

大事なのは自ら意識して改善しようとすること

では、この「学習習慣」と「学習姿勢」と身につけるには、どうすればいいのでしょうか。

それは、

生徒本人が日々の生活で意識的に改善しようとする意志を持つこと

です。

以前にも似たようなことを書きましたが、

結局は生徒本人の意志なくして、その生徒の行動と結果を変えることは誰にもできない

のです。

周りがどれだけ一生懸命アプローチをかけても本人がそれをしようとする意志を持たない限り、何も変わりません。

ですが、

生徒

「学習習慣」と「学習姿勢」を改善していこう!

と、ひとたび生徒が意志を持ち始めると、保護者様のアドバイスはもちろんのこと、塾講師などが改善策を提案したときに耳を傾けてくれるようになり、初めて効果が出てくるようになります。

習慣を変えるには保護者の協力は必要不可欠

また、学習習慣を身につけるための「家庭学習」について、塾からは、

  • 適切な量を提案して宿題を課すこと
  • 毎回の授業で宿題の達成度を確認して賞賛や励ましの声かけをすること

はできますが、

生徒個人の日々の学習における進捗管理

は、塾にはどうすることもできません。

学習習慣を身につけるには、生徒本人の意志はもちろんのこと、

生徒個人の日々の学習における進捗管理は、保護者の方のご協力がなくてはならない

のです。

生活習慣を変えるということは、大人でもそう簡単なことではありません。

並大抵のことをやっていては、誰でも挫折してしまいます。

学習習慣が身についていない状態で、

保護者様

あなた自身で勉強の習慣を変えなさい。

というのは、とてもではないですが無理というものです。

一度習慣が身についてしまえばお子様は自走できますので、

正しい学習習慣が身につくまでは、一緒に日々の家庭学習の進捗をチェックしてあげる

ことをおすすめします。

塾の授業は「正しい努力の仕方を学ぶ場」

先述したとおり、「学習習慣」や「学習姿勢」を身につけるためには、

  • お子様自身の意志
  • 保護者様のご協力

が必要不可欠です。

では、学習塾は一体何ができるのでしょうか。

それは、

  • 授業を通して「一点集中して問題に取り組む」体験をしてもらうこと
  • 「このレベルの問題をこういうふうに解いていけば、これだけできるようになる」など、成果につながる努力の仕方を、実践しながら学んでもらうこと

です。

いくら毎日熱心に勉強しても、そのやり方や内容、量が正しいものでなければ成果にはつながりません。

生徒のがんばりや保護者の方の協力が最大限成果につながるようナビゲートしていくことが、学習塾の役割だと思っています。

生徒

努力しているのに成果が出ない…。

という方は、正しいやり方を身につけたとき、ほぼ確実に成績は上がります。

成績に伸び悩んでいる方はぜひ、くばと塾の無料体験授業(4コマまで)をお試しください。

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