勉強する「動機付け」をする方法

こんにちは。

今回は「勉強する『動機付け』をする方法」について書きたいと思います。

目次

「動機付け」は本人以外にはできない

まず、大前提として知っておくべきことは、

「動機付け」は外部からできるものではない

ということです。

よくお子様に、

保護者様

勉強しなさい。

と声をかけられる保護者の方がいらっしゃいます。

が、この声かけが通用するのはせいぜい小学生までです。

中学・高校生になると、効果があるどころか逆にお子様の勉強意欲を削いでしまうこともあります。

年頃のお子様からすると、

生徒

勉強しなければいけないのは分かっているけど、親に言われると、何だか反抗して勉強したくなくなるなあ…。

という気持ちが働くのだと思います。

これは正に、

外部から「動機付け」しようとして失敗する例

だといえます。

イソップ寓話「北風と太陽」でいうと、保護者の方は「北風」的なアプローチでお子様に勉強を促していることになります。

勉強する「動機付け」は、勉強する本人であるお子様にしかできません。

「動機付け」のために外部からできること

では、お子様に勉強してもらいたいと願っている保護者など外部の人間ができることはないのでしょうか。

答えは、

勉強する「動機付け」は外部からはできないけれど、「動機」につながるきっかけ作りはできる

です。

「北風と太陽」でいうと、「太陽」的なアプローチをするということです。

「太陽」は「旅人」のコートを脱がせるため、燦燦と照りつけるという「コートを脱ぐ『動機』につながるきっかけ」を作りました。

結果、「旅人」は「暑いな。コートを脱ぎたいな。」と、自ら「コートを脱ぐ『動機付け』」をしたのです。

この「太陽」的なアプローチを勉強に置き換えてみるとどうでしょうか。

ポイントはお子様が「勉強したい」と自ら思えるように働きかけることです。

例えば、

模試や定期テストで目標点を決め、目標を達成したらご褒美を買ってもらえるように約束する

など、短期的なものも効果的です。

また、

一流大学や有名大学などに連れていき、魅力的なキャンパスや格好いい大学生のお兄さんお姉さんを見せることで「勉強をがんばってこの大学に行きたい」と思わせる

など、長期的なものも有効です。

「動機付け」はできなくても「熱意」は伝えられる

お子様が何に魅力を感じて「勉強する『動機』」となるのかは、お子様一人一人によって異なります。

保護者の方や学校の先生、塾講師は、

生徒一人ひとりによって異なる「『動機付け』となるきっかけ」

が見つかるまで、あの手この手で働きかけることしかできません。

すぐに見つかるお子様がいれば、中々見つからなくて勉強をやる気になってもらえないお子様もいます。

しかし、中々やる気が出ないお子様にも「勉強をがんばってもらいたい」という周りの熱意は少なくとも伝わります。

ですから、ここからは周りの大人とお子様の「我慢比べ」で、とにかく辛抱強くアプローチを続けることが大切です。

くばと塾では、

「勉強をがんばってもらいたい」という「熱意」

を伝えられるよう、意識して授業に臨んでいます。

「勉強する『動機付け』」ができずにいる方は、ぜひくばと塾の体験授業を試してみて下さい。

「熱意」を伝えられるよう全力指導でお応えします。

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