[早い時期から過去問演習に取りかかるだけ]受験生が合格力を上げる方法

こんにちは。



神奈川県相模原市南区の、小田急相模原駅近くにある学習塾「くばと塾」です。



今回は、

「受験生が合格力を上げる方法」

について書きます。

目次

合格する生徒は「過去問演習」を早い時期から取り組む

2学期に入り、受験に必要な単元の学習を終えた中3受験生は2種類のタイプに分かれます。

それは、

生徒①

さあ、過去問を解くわよ!

という生徒と、

生徒②

過去問を解くにはまだ早いかな。
もうちょっとしっかり復習をして自信がついたら取り組もう。

という生徒です。


合格力が高まるのはどちらの生徒でしょうか。


正解は、

生徒①

さあ、過去問を解くわよ!


と、すぐに過去問に取りかかる生徒です。

2. 過去問を早い時期から解くメリットは?

なぜすぐに過去問演習に取りかかる受験生の方が合格力が高くなるのか。



それは、過去問を早い時期から解くことで自分に足りないもの(計算力・応用力・スピードなど)が初めて分かるからです。




過去問を解いた受験生は、現実を垣間見ることでその後、必死で努力をするようになります。


受験校の出題傾向を身をもって知れる

過去問を早い時期から解いていると、各受験校の出題傾向を身をもって知ることが出来るため、その時期が早ければ早いほど対策に時間をかけることができます。



出題される問題の難易度や出題頻度の高い単元が分かってくれば、自然と類題演習にも力が入ります。



類題演習を早い時期に済ませることができれば、出題傾向が変わったときのために、他の単元の問題までしっかり解き込むことができます。



受験校の出題傾向の対策がバッチリで、出題傾向が変わったときの対策まで準備している中3受験生は、間違いなく合格力が高いといえるでしょう。

過去問に手をつけられない受験生の特徴

過去問を早い時期から解くことでさまざまなメリットがあるにもかかわらず、なかなか過去問演習に踏み出せない中3受験生が多くいらっしゃいます。

慎重になりすぎると過去問に手をつけられない

過去問を解くことを躊躇(ちゅうちょ)するタイプの生徒は、慎重な性格のお子様であることが多いです。

生徒

もう少し基本をおさえてから過去問を解こう。


とか、

生徒

徐々に解く問題のレベルを上げてから、最終的に過去問に取り組もうかしら。


など、慎重になりすぎて過去問演習を後回しにしてしまうからです。



これでは、いつまで経っても過去問演習にたどり着くことはありません。

他人の目を気にし過ぎてしまっても過去問に手を出せない

また、友人やご両親など他人の目を気にし過ぎてしまうお子様も、なかなか過去問演習に踏み出すことが難しい場合があります。

生徒

今過去問を解いても合格点を大きく下回ってしまうだろうな。
そのことが友だちや塾の先生・親に知られたら、バカにされたり志望校を下げろといわれるんじゃないかな…

と、必要以上に考えすぎてしまうのです。

4. いきなり合格点を取らなくていい

過去問演習はできるだけ早い時期から始めることはオススメしますが、いきなり合格点を取る必要はありません。



そもそも9〜11月の時点で第一志望校やチャレンジ校で過去問を解いて合格点に達する生徒など皆無です。



仮にそんな生徒がいたとすれば志望校の設定が低すぎるのだと思います。

チャレンジ校ならはじめは100点中5点でもいい

早慶附属高などの難関校を受験する場合、合格点が1科目60点だとすると、来春きちんと合格する生徒でも5〜15点しか取れないというのはよくあるケースです。

生徒

100点中、5点しか取れなかった…。

というところから、

生徒

じゃあ、合格点の60点までの残り55点をどの問題で取ろうかしら。

と考えるようになるのです。



はじめは100点中たったの5点しか取れなくても、冷静に過去問を分析し、一つ一つ知識やテクニックを身につけていけば、受験本番では合格ラインを超えられるようになります。

過去問を解かないと現実が見えてこない

過去問をなかなか解こうとしない生徒は、過去問を解いていないせいで、いつまで経っても合格ラインと現時点の実力との差が見えません。



現実を目の当たりにしないと、どうしても勉強に対して自然と甘さが出てしまいます。

結果、中3受験生の学力が最も伸びる9~12月に、過去問を解いていない生徒は学習量・時間ともに過去問に取りかかっている生徒に劣ってしまいます。


そして、それが受験直前に大きな実力差となって結果に現れてしまいます。

9月に過去問を解けば誰でも点数は低い

どの中3受験生も、9~10月に過去問を解けば同じ結果になります。



合格点からはほど遠い、低い点数しか取れません。



どうせみんなそうなるのですから、全く気にしなくていいのです。

しかし、9~20月に過去問を解き始めるのか解き始めないのかで、来春の合格校は明らかに変わります。


9~10月から過去問を解けば合格力は上がる

もし、

生徒

自分は過去問を解くことに抵抗があるな…。

とか、

保護者様

うちの子は慎重だから過去問を解きたがらないかも…。


などと思い当たる中3受験生や保護者様がいらっしゃれば、どうか一刻も早く過去問演習に取りかかることをおすすめします。

合格力を上げる方法は、「9~10月から過去問演習に取りかかること」

です。

5. 授業内で過去問演習を行なっています

くばと塾ではこうした過去問演習の重要性から、9月以降は授業内で過去問演習を実施しています。

過去問の解き方や効果的な復習方法を、この時期の授業では中3生に指導しています。

もし、

生徒

なかなか一人では過去問に取りかかれなくて…。

というお子様がいらっしゃれば、ぜひくばと塾の無料体験授業にお申し込み下さい。


一人でも多くのお子様が第一志望校に入学していただけるよう、これから入試本番まで全力でサポートしていきたいと思います。

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