こんにちは。
受験生は受験までいよいよあと数ヶ月ということもあり、今回は
「合格力を上げる方法」について書きたいと思います。
■合格する生徒は「◯◯演習」を早くから取り組み、合格しない生徒は
なかなか手をつけない!?
2学期に入り、受験に必要な単元の学習を終えた受験生は2種類のタイプ
に分かれます。
それは、
①「さあ、過去問を解くぞ!」という生徒
と、
②「過去問を解くにはまだ早いかな。もうちょっとしっかり復習をして自信
がついたら取り組もう。」という生徒
です。
合格力が高まるのはどちらの生徒でしょうか。
正解は、
①「さあ、過去問を解くぞ!」という生徒
です。
■○○をこの時期に解くメリットは!?
なぜかというと、過去問を早期に解くことで自分に足りないもの(計算力・
応用力・スピードなど)が初めて分かり、現実を垣間見ることでその後必死
で努力をするようになります。
また、各受験校の出題傾向も身を以て知ることが出来るため、その時期が
早ければ早いほど対策に時間をかけることができます。
②のタイプの生徒は慎重な性格のお子様によく見られますが、「今過去問
を解いて合格点を大きく下回ってしまい、そのことが友だちや塾の先生・
親に知られたらバカにされたり志望校を下げろといわれるのではないか」
という不安が大きいことが原因と考えられます。
ですが、そもそも9〜11月の時点で第一志望校やチャレンジ校で過去問を
解いて合格点に達する生徒など皆無であり、仮にそんな生徒がいたとすれ
ば志望校の設定が低すぎるのだと思います。
難関校であれば合格点が1科目60点だとすると、来春きちんと合格する生
徒でも5〜15点しか取れないというのはよくあるケースです。
「5〜15点しか取れなかった」ところから、「じゃあ残り45〜55点をどの
問題で取ろうか」と考えるようになるのです。
過去問をなかなか解こうとしない②の生徒は、現実が見えないこともあり
①の生徒と比べてどうしても勉強に対して自然と甘さが出てしまいます。
結果、受験生の学力が最も伸びるこの時期に、学習量・時間ともに①の生
徒に劣ってしまい、それが受験直前に大きな実力差となって結果に反映さ
れてしまいます。
①の生徒も②の生徒も、どちらにせよ現時点で過去問を解けば同じ結果に
なります。
しかし、この時期に①の生徒になるのか②の生徒になるのかで明らかに来
春の合格校は変わるのです。
もし、「自分は②だな」とか「うちの子は②かも」などと思い当たるお子
様や保護者様がいらっしゃれば、どうか一刻も早く過去問演習に取りかか
って下さい。
「合格力を上げる方法」は「今すぐ過去問演習に取りかかる」です。
くばと塾ではこうした過去問演習の重要性から「過去問演習ゼミ(小6・
中3)」を開講しています。
過去問の解き方や効果的な復習方法をこのゼミでは指導しています。
もし「なかなか一人では過去問に取りかかれなくて…」というお子様がい
らっしゃれば、ぜひくばと塾の「過去問演習ゼミ」にご参加下さい。
一人でも多くのお子様が第一志望校に入学していただけるよう、これから
入試本番まで全力でサポートしていきたいと思います。