「クオリティ」×「スピード」×「学習時間」ー。

この掛け算を最大化することが、成績を向上させるために必要です。

 

 

▪︎勉強の「クオリティ」を上げるには

 

現在メジャーリーグで活躍するダルビッシュ投手の名言に、

「練習は嘘つかないって言葉があるけど、頭使って練習しないと普通

に嘘つくよ」

というものがあります。

 

勉強も同じように、それぞれの目標(模試で取りたい偏差値や志望校

に合格するための学力)に対して、正しい「内容」を正しい「やり方」

で勉強しなければ、どれだけ時間をかけて勉強しても求めた分までの

成果を上げることはできません。

 

勉強においての「クオリティ」とは、この「内容」と「やり方」をど

れだけ正しいものにするかによって決まります。

 

 

▪︎出題される範囲・レベルを勉強しなければ得点は上がらない

 

次の定期テストで得点をアップしたいときに、「自分は前のこの単元

が苦手だから」とそこだけを一生懸命勉強するお子様がいらっしゃい

ます。

しかし、どれだけ以前の単元を勉強しても、次の定期テストで出題さ

れる範囲・レベルの内容を勉強しなければ、その定期テストでは得点

が上がることはありません。

次の定期テストで出題される範囲・レベルの内容を勉強するときに差

し支えがある場合のみ、必要最低限の箇所だけ以前の単元を復習する

ことは止むをえません。

しかし、それ以外はとにかく次の定期テストで出題される範囲・レベ

ルの内容を勉強することが、この場合正しい「内容」といえます。

(普段忙しい小中高校生は、以前の取りこぼし単元は夏・冬休みなど長

期休暇期間にまとめて復習することが大切です。)

 

受験勉強も同じように、基礎的な問題ばかり解いていてもそれだけで

は入試問題を解いたときの正答率が上がることはありません。

基礎的な問題で知識の確認・補填をしながらも、入試問題もしくは同

レベルの応用問題を解き、そのレベルの問題を正解できるように鍛え

ていくことが、受験勉強での正しい「内容」になります。

 

 

▪︎「できない」問題を「できる」ようにする

 

次に「やり方」についてですが、これは学年・教科を問わず共通して

いえることがあります。

それは「間違えた問題の解き直しを行う」ことです。

 

ただ淡々と問題集をこなしているだけで間違えたり分からなかったり

した問題を放ったらかしにして次に進めても、勉強している充実感が

満たされるだけで学力は上がりません。

間違えたり分からなかったりした問題をきちんとできるまで復習し、

解き直して自分がその問題を解けるようになったことを確認する

この作業を行うことが学力を上げる正しい「やり方」になります。

 

ですが、ほとんどのお子様は「面倒臭い」・「そこまでやる時間がな

い」などの理由で解き直しまで行おうとしません。

逆に考えると、ライバルのほとんどが行わないこの解き直しを実施す

れば、ライバルに大きく差をつけられるということです。

 

これまで何百・何千もの生徒を指導して見てきましたが、宿題を解き

直しまできちんと実施している生徒で成績の上がらなかった生徒はた

だの一人もいませんでした。

他人よりもよりよい結果を出すためには、他の大勢とは異なる過程を

辿る必要があります。

「勉強しているのに成果が出ない」と思う方は、解き直しをきちんと

実施してみることをおすすめします。

長くなってしまったので、今回はここまでとします。

次回は勉強の「スピード」についてです。